
2014年3月期の売上高は前期比15・4%増の16億円。創業以来、連続増収を達成している優良企業。売上高は楽天市場、自社サイト、ヤフー、ポンパレと並ぶ。今回は、web事業部部長の池端忠司様にインタビューさせていただきました。
【池端様】 きっかけは、「Zinsoku出荷」(Zinsoku出荷株式会社)からの1枚のFAXでした。
パッケージ系のソフトが多い中、カスタマイズができるという切り口は、あの時代において顧客ニーズを掴んでいるなと思いました。大部分の家具インテリアショップは全ての商品在庫を抱えることは難しく、お客様の元へメーカー直送になるケースが多く、受注管理が複雑化します。
本格的にシステムを導入する時には、何社か候補が上がったのですが、当社の課題を的確に捉えている「Zinsoku出荷」に決めました。
当時は出荷元メーカーが20社程度でした。
専属のスタッフを1人置いて「注文後、メールがなければご連絡ください」と注意書きを付記して対応していましたね。お恥ずかしいのですが、いわゆる保険です。今となっては考えられません。
受注時は、出荷までに必要な日数、出荷地からお客様のお宅までの所用日数をエクセルに手入力していました。メーカーさんごとの条件を人の頭で判断しなければいけないので、新しいスタッフがなかなか育たず苦労しました。既存スタッフがどんどん疲弊していく状況でしたね。
スタッフの業務効率が格段にアップしました。
お客様へのレスポンスのスピード、フォローメールの自動化で、ちょうど導入して運用開始した時期からレビュー評価が目に見えて上がりました。レビュー評価が上がっていくにつれ、売上も一緒にぐんぐん上がっていきましたね。
製品としてのポテンシャルの高さ、また必要な機能を容易にカスタマイズできる柔軟性には大変満足しています。